こんにちは!
なつかしのせんちゃんです。
今日は僕の好きだった漫画を紹介します。
それがこの「BLAME!」です。
あらすじ
どこまで続くのかわからない巨大建造物を旅する主人公「霧亥」がその目的を果たすまでを書いたSFストーリーです。
主人公「霧亥」
霧亥は普通の人間では無い模様。
体はサイボーグ化されています。
すごく長生きで恐らくは何世紀も旅をしています。
旅の目的は人間を救済する事みたいです。
だからって正義の味方って感じでもないんですが行動をみてると良いやつっぽい感じもあります。
前半は割と人間らしさがありましたが、後半になると無口になり殆ど喋りません。
なぜ感情が無くなったのか?
僕の予想の1つですが途中で敵に針みたいなのを顔に刺され本来の機能を修復されそうになります。
ですが失敗に終わり、以降人格を司る部分に異常をきたしたのではないかと思います。
違うかもしれませんが・・。
とにかくこの漫画は説明が無いのです。
読者の想像力を掻き立ててくれますね。
あとなんか重力子放射線射出装置とかいうめちゃくちゃ強い銃を一丁持ってます。
(当たれば敵全部ワンパン)
物語の舞台「超巨大な都市」
霧亥が旅をしている舞台は地球ではありません。
人間がまだ地球に住んでいた頃、何らかのトラブルでネットにアクセスできなくなってしまいました。
その時代、建物など建造物は全て機械まかせになっていました。
その他、資材の採掘や運搬、物の生産とか発電施設とか全てが機械が自動で行っていたんだと思います。
ネットにアクセスできなくなった人類はそれらを止めることができなくなってしまったんです。
長い年月、際限なく採掘、生産、建設を行った結果、地球が丸ごと都市の材料になってしまいました。
それからも周囲の月とか火星とかも都市が飲み込んで都市の材料にされてしまいます。
漫画内では木星もすべて解体されているような描写もあり、都市の大きさは木星より先まで広がっているようです。
そこまでデカい都市を歩いて旅してるからスゴイ…
旅の目的「ネット端末遺伝子」
人間がネットにアクセスできなくなったのがネット端末遺伝子が正常でなくなった為です。
霧亥はその正常なネット端末遺伝子をもつ人間を探して旅をしています。
その人間にネットにアクセスしてもらい都市の建造を止めてもらおうというわけです。
後は人間を攻撃する「敵」もどうにかしないといけません。
この敵は「セーフガード」と呼ばれ、まだ人類がネットにアクセス出来ていた時代から存在しています。
セーフガードはネット端末遺伝子を持たない人間を不正住居者とみなして排除するようプログラムされています。
なので霧亥が旅をしている時代の人間はみなネット端末遺伝子を持たないのでセーフガードに排除されてしまうのです。
セーフガードが人間を襲わないようにプログラムを書き換えるのも目的です。
他にも珪素生物という敵もいますが、こちらはネットでどうこうしたところで人間と敵対関係にあります。
この漫画の見どころ
僕が好きなのはこの漫画の最後の方です。
仲間もいなくなり、霧亥は1人ひたすら長い時間旅を続けます。
ひたすらひたすらです。
人間を救う為ただ1人孤独に歩き続ける霧亥が最高に切なく、カッコいいのです。
最終巻にもなると、もはや一言二言しか喋りません。
まあたった1人でいる訳ですから喋る必要はなくなってしまったのかもですが。
100年なのか1000年なのか、それ以上か分かりませんが彼は旅を続けるのです。
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終わりに
僕はこの漫画を何度も読み返しました。
それというのも、この場面ってどういうことなんだ?
これ今、なにしているんだ?みたいに気になってしまうんです。
とにかくこの漫画は読者への説明が少ないのです。(後半は特に)
1巻から読み返したり、ネットで調べたりしてなんとか理解できた?かどうかです。
しかしそれだけこの漫画の世界観に引き込まれてしまっていたんです。
みなさんも是非読んでみてください。
霧亥の旅の終着点に何があるのか。