投資の世界でよく耳にする「複利効果」。
一見むずかしそうですが、実は“雪だるま式に資産が増える”という、とてもシンプルな仕組みです。
今回は、僕のNISA投資信託(eMAXIS Slim 米国株式〈S&P500〉)が 4年で約2倍(+102.49%) になった実例をもとに、初心者向けにわかりやすく解説します。

4年で資産が2倍になった

ご覧ください。
スクショの通り、約92万円の利益が出ており、元本に対して +102% の成長を達成しました!
つまり「100万円が200万円になった」というイメージです。
ここで大事なのが、ただ2倍になっただけではなく、この先も 「複利効果」によってさらに増えやすくなる、という点です。

複利効果とは?
複利とは「利益が利益を生む」仕組みです。
- 単利:元本に対してだけ利息がつく
- 複利:元本+増えた利益の両方に利息がつく
雪だるまを転がすと、最初は小さいのに、だんだん大きな玉になっていくような感じです。
実際にどう増えるのか?
今回の例では「4年で2倍」になりました。
仮にこの先も同じペースで成長すると、次のようになります。

- スタート:100万円
- 4年後:200万円(今ここ)
- さらに4年後:400万円
- さらに4年後:800万円
つまり、8年で4倍、12年で8倍 という形で増えていきます。

年間リターンに換算すると?
「4年で2倍」は、年率にするとおよそ +19%前後 のリターンに相当します。
これはあくまで過去実績であり、今後も同じ成長を保証するものではありませんが、S&P500という米国株の代表的な指数に投資することで、長期的な成長の恩恵を今後も受けられる可能性があります。
初心者へのアドバイス
時間を味方につける
複利効果は短期では小さいですが、10年・20年と積み重なると爆発的な差になります。
コツコツ積立が効果的
一度に大金を入れる必要はなく、毎月コツコツ投資でも十分に力を発揮します。
長期視点で続ける
相場には上がり下がりがありますが、長期的に成長してきたのが株式市場です。焦らず継続することが大切です。
まとめ
僕の投資信託が「4年で2倍」になったのは、まさに複利の力が働いた結果です。
そして、ここから先も 増えた利益がさらに利益を生むことで、将来の資産形成を力強く後押ししてくれるでしょう。
投資初心者の方は、まずは少額からでも「複利を味方につける」ことを意識してみてください。
10年後のあなたの資産は、きっと今想像する以上に大きくなっているはずです。